ストリートオーケストラ
2016年11月7日鑑賞。
チキンハートすぎるヴァイオリニスト。
オーケストラものが好きなので鑑賞。
公式観たら実話って書いてあった。
プレッシャーに激弱でほんとは優秀なヴァイオリニストの黒人男性が楽団のオーディションに落ちて、金につられてスラム街の学生のオーケストラの授業を受け持つことに。
そこで生徒と交流したりしてド素人集団が成長していったりするのです。
才能があって本人もヴァイオリン大好き!っていう生徒がいるんだけど、彼だけじゃなくって生徒のほとんどがまともな生活環境じゃなさそう。その優秀な彼とその友達の問題児にかなり焦点が当たってました。
たとえばこういうド素人が集まって最後によし!演奏を披露するぜよ!ってなるとなんか疾走感とか達成感とか集大成でクライマックス!となるようなモノが多い気がするんだけど、この映画が変わってると思ったのは練習に練習を重ねて披露するその音は思うところあって涙が出てきちゃうの。かなしーーーの。
あといいなって思ったのは前述した才能豊かなスラムの若者が問題児と一緒にヴァイオリンとギターでセッションするんだけど、すごく良かった!マリファナ吸ってるいかにもワルな友達もちゃんと聴いちゃうのがイイね。
問題児君、なかなかの存在感で良かったです!下から這い上がるのってほんとむつかしいよ。彼の「自分の中にはバケモノが住んでるんだけど、バイオリン弾いてるとそれが少し落ち着くんだ」って台詞でおばはんは号泣。若者に必要なのは何にでもなれる未来と可能性だよね。
さて、主人公はチキン野郎のヴァイオリニストですが、ほんとにいやまじで笑っちゃうほどチキンでした。
なにするにも
大事なもの
それは鋼メンタル
ブリジットジョーンズの日記〜ダメな私の最後のモテ期
2016年11月4日鑑賞。
コリン・ファース + スーツ = 無敵
待ちに待った!満を辞して!
コリンファース鑑賞会!
イケてる初老外国人俳優ナンバーワン(私調べ)のコリンファースを堪能!
まあ、コリンファース見たさにターゲットがドストライクなアラフォー独身女性である身分で観に行きましたよ。ええ。
内容はね、あんま共感とかはできないのです。だっておとぎ話でしょアレ。
初対面のオトコとヤっちゃってそのオトコが大富豪とか。
そのオトコと元カレのコリンファースでブリジットを取り合う?話なんだけども。
というか、そういう話以上でも以下でもないような。
コリンが不憫な時には泣きそうになり、コリンが嬉しいなら嬉しくなり、コリンのライバルは邪魔だと思い、コリンに寄り添いながら鑑賞しました。
スクリーンで観るコリンファースは素敵過ぎますね。キングスマンもう一回観たいなあなどとブリジットジョーンズの日記を観ながら思ってしまうのでした。
ちなみに、脇役もみんな良かったです。
キャスターの女友達なんかイイ味出してる!テレビ局の面々は総じてキャラ濃くてよかった。
そして、イギリスのフェス、楽しそう!わたしもグランピング(キャンプの豪華版?)してみたーい!
大画面でコリンファースの為ならもう一度鑑賞できるかなあ。うーーーん、どうかなあ。て感じです。
次回作があるならば、「マーク・ダーシー(コリンファース)の鬼嫁日記」はげしくきぼう!
最初と最後で
活躍…か、かつやく…?
インフェルノ
2016年10月28日鑑賞。
みんなの頼れる父、トムハンクス教授。
初めてのダンブラウン×トムハンクス映画。
トムハンクスと言えば先日観た「ハドソン川の奇跡」で頼れる機長を堪能したわけです。
まあ、今回も御多分に洩れず頼れる教授でした。
原作読んでないで予告を観た限り「悪いヤツが菌撒こうとしてて、トムハンクスがそれを阻止する話だべ」と思っていて。まあそれはハズレではないんだけど、期待は裏切られた。というか、えー、あー、あれー?へー?あーそうなるのー、てな感じで面白かった。
映画って、予告以外の情報はシャットアウトして本編観るべきだよね。うんうん。←これにつきるかと。
トムハンクスはもちろんどんな目にあってもなんとかしてくれるっしょな安心感だし(この感じ飽きそうではある)、民間危機管理会社のスタイリッシュな鳥塚しげきみたいな人良かったし、億万長者の生化学者は脳ミソ筋肉でできてそうな顔面センターでなんか笑えたし(見た目がクレバーぽくない、失礼)、女のコは神経質そうで可愛かった。
あとはイターリアとトルーコの建造物と街並みステキでした。特に最後の方で出てきた水の上のコンサート会場、ほんと素敵。
もう1回観ないと理解してないところがありそーだなー。2回は観ないけど。テレビでやったら観ようっと。
トムハンクス
半分くらいの時間を使って
逃亡してたんじゃね?
永い言い訳
2016年10月21日鑑賞。
人生って、タイミング。
予告のね、音楽が軽かったのが良かったので鑑賞してみました。
うーん、むつかしいなあ。
モッくんは小説家なんだけども、純文学なのかなー?作品を生み出すにつき色んなものをすり減らして今日に至る、って感じするね。強い自意識のカタマリ。まあ平たく言うとゲスいよね。正直ひでえ男。酒癖悪いしね。
でもさ、ゲスい者として思うのですけど、近親者を失っていつまで悲しい感じにしないといけないのかなとか正直実感湧かないわとかそういうのはあるよね。対照的にずーっと悲しい悲しい代表の竹原ピストルさんみたいにはできない。ここほんとむつかしいところだと思う。
深津絵里奥さんが亡くなった時モッくんは愛人と過ごしてたってところがなんともタイミング悪し。正直冷え切った関係ぽかったのに突然奥さん死んじゃってさ。
悲しむ資格なんてないよボクは。
てことかなあ。どーかなあ。
とにかく考えすぎだよ彼は。だから小説家の設定なのかしら。考える事思う事が仕事なもんだから思いつめんのよ。
まあ罪悪感ナッシングてのも人間としてどうかとは思うけども。
竹原ピストルみたいに奥さんと子供のために働いて帰ってきてご飯食べて寝てみたいなシンプルな生活してたら良かったんじゃないのかね。後ろめたい事の無い人の素直な悲しみ方が対照的。
竹原ピストルの子供たちの面倒を見ることになるんだけどちょーーー依存。まじ依存。池松壮亮(マネージャーかな)の言う「逃避」「子供がいる事で汚い自分がキレイになった感じする(うろ覚え)」はウヘァ。正論。
モッくんはベストキャスティングだったし竹原ピストルの真顔からの笑顔も良かったし子役も自然で良かった。
でももう一回観たいかと言われるともういいやって感じです。
黒木華は
色っぽい愛人なんかも
やれちゃう恐ろしい子
ハドソン川の奇跡
2016年10月15日鑑賞。
トムハンクスの安心感ったら!
あんまりこういうの食指が動かないんだけど、いつにも増してなんとなーーく鑑賞。
最近観る機会が多い実話ベース。
トムハンクスがね、とにかく頼り甲斐ある機長なんですよ!
実際サリー機長の選択は素晴らしいものなんだけど、私は実際のハドソン川の奇跡を知らなかったもんだから機長がもしやミステイクしたのか?などと悶々としてる場面でも、「そんなわけないやい!トムハンクスがミスなんて絶対にしてないやい!」と謎のトムハンクス安心感効果で。高圧的なハゲ達(敵かい)に敵意むき出し。
細かい感想はたくさんあるんだけどいいや。
あの、みーーーんな助けてあげるよ大丈夫大丈夫な存在感は素晴らしいですね。
頼りたい、トムハンクスに頼りたい。
最後の最後で副操縦士を労うところでワタシまさかの号泣。トムにこんなこと言われて泣かないヤツいないよ〜おとーさーん、ボク頑張ったよ〜うえ〜ん、て感じでした。
トムハンクス
下の世話まで見てもいいとさえ思う
ナイスガイ
淵に立つ
2016年10月14日鑑賞。
筒井真理子いーねー。
キャッチに惹かれて鑑賞。
町工場経営の家族に1人の男がある日住み込みで加わって、あれやこれや。
キャッチだと平凡な家族に異物(浅野忠信)が加わることによって…!
みたいな感じなんだけど、平凡じゃないよ。まあ、外から見たら平凡だけど。一見普通に見える家庭に実は的なやつなのかな。
お父ちゃんが古舘寛治でお母ちゃんが筒井真理子。まず、お父ちゃんがムショ帰りの友達がいて弱み握られてる←普通じゃない。お母ちゃんは敬虔なプロテスタント←たぶん普通ではない。小学生のムスメ←これは普通かな。
そこにワイシャツに黒いスラックスに革靴の浅野忠信登場。アイコンとしてもう異物感すごい。川遊びにもワイシャツで行く徹底ぶり。目で異物堪能できまっせ。
浅野忠信の子供にまで敬語を使う仰々しさからのお父ちゃんへの暴言はゾクっとした。ハマり役っていうんですかね。こういうの。
ずーっとワイシャツか白い工場の作業着姿だったのが突然赤いTシャツ!これまたうわあなんか起きちゃうぞってのを目で確認OK。浅野忠信な時点でなんかあるぞう、こりゃなんかあるぞうアンテナが立つしその通りなんです。
いやしかし、筒井真理子が素晴らしかったですよー。派手な美人な女優さん枠ではないのでしょうが、あの人妻(家庭的な中での)色気とか、8年後のオンナ捨てましたがなにか?な感じとか。すごいね。8年かけて撮りましたって言われても信じちゃうわ。
どうしても浅野忠信のインパクトは凄いんだけど、筒井真理子だなあ。
内容は暗くてフランス人が好きそう(偏見)でした。たまにはこういうのもいいです。
浅野忠信の
赤いTシャツは
エロのしるし
栄光のランナー
2016年10月12日鑑賞。
1963年のボルト、的な。
予告1回だけ観て、なんとなく時間が合ったので観てみた。
実話ベースなんですね。
ナチス支配下のベルリンで行われたオリンピック。そこに行くまでのアメリカ黒人選手とコーチのお話メインで、あとは政治的アレコレ。
時代は黒人が白人とバスの席から船の客室から、はたまたホテルの入口まで分けられてる時代の話で。
内容自体はとってもわかりやすく黒人選手が才能を開花しまくってく話なんだけど、どうしても人種差別人種差別人種差別の壁。加えてナチスのユダヤ人迫害。とってもわかりやすい。
そこで主人公の選手がキレーなねえちゃんに手を出して彼女ブチギレという流れは小休止な感じでよかったー。
ナチスの広報大臣(だっけかな)がとにかく怖〜いの!マジで!そして目が離せないの!狂気を孕んだような、神経質そうで、小柄なんだけど大きめなジャケット着用してるナイスガイ。ちょこっと出てきたヒトラーよりも強烈にあの異常な時代のドイツの人です感凄かったっス。
生徒に見せたがりそうな
そんな感じ