黒い箱の中のアレコレ

うっすーい映画の感想。

高慢と偏見とゾンビ

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2016年11月28日鑑賞。

高慢と偏見と(ナチュラルに)ゾンビ。

 

 

完全にタイトルに惹かれて鑑賞。

不朽の名作「高慢と偏見」。原作も読んだことなければ映像化されたものも観たことない「高慢と偏見」バージンです。なもんで、ザッとあらすじをさらってから臨んでみました。

 

第一印象サイアク!でも気になる。

なんだこの高飛車なオンナは!でも気になる。

とまあ、ハーレクイン小説な雰囲気のお話のようです。とあるブログを参考にしたんだけど、原作はウイットに富んだ趣きらしい?ので機会があれば読んでみよーかな。

 

そして、そんなハーレクイン的なお話にゾンビですよ。というか、最初っからゾンビありきの世界のお話なんで設定がすでに面白い。ゾンビに対応すべくヒロインのエリザベス含む5人姉妹は武術を中国で学びドレスの下には剣を忍ばせたりしてVシネマのような楽しい映像。

高慢ちきイケメン野郎ダーシー大佐はゾンビ退治マスター。

舞踏会してると必ずいるゾンビ。

ちょっとおでかけするとさらっと登場するゾンビ。

この舞台のゾンビは普通にお話しできたりもするんです。形状もいささかマイルドな感じ。あと、噛まれない限り感染しないので、血飛沫とかあんま気をつけなくてもヘーキそう。

日本版で言うとなんだろ。「新撰組とゾンビ」とか「大奥とゾンビ」とかまあなんでもいいよねゾンビ入れときゃ。時代劇とゾンビっていうジャンル初めて観たので楽しかったです。

 

ヒロインのキリリとして知性が光る感じステキでした。そしてダーシー!ネット徘徊でした知りましたが、ブリジットジョーンズの日記のコリンファース演じるマーク・ダーシーはこの高慢と偏見のダーシーさんがモデルのようですね。イギリス製作ドラマ「高慢と偏見」ではコリンファースがダーシー大佐役。観てみたい。ゾンビ退治がお仕事のこちらのダーシーさんもなかなかステキでした。なんてったってかすれた声がステキ!ちょっと甘いマスク過ぎかなあと思ったけどあの顔であの声は反則だよねえ。

 

ゾンビ成分が入ったぶんきっと原作は端折られてるんだろうなーとは思うけど、恋愛主軸ってよりも、別ベクトルの話に恋愛要素がある方がなんだか好み。

 

 

 

ゾンビは

メンタル強化で

人間を襲わなくなる。ほほう。