黒い箱の中のアレコレ

うっすーい映画の感想。

ザ・ギフト

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2016年11月30日鑑賞。

◯◯◯、カッコ悪い。

 

 

 

楽しそうだったので観てみました。

ネタバレせずにはなんも言えねえ。

 

サイコスリラー。

あらすじは、リア充夫婦が引っ越した先で旦那の高校時代の友人に再会して、それから贈り物されまくったり色々します。

 

ジョエル・エドガートンはブラックスキャンダルに出てた人だー。監督脚本そして高校時代の友人役と忙しい感じでがんばってました。

真顔が泣きそうな感じで結構好き。

エドガートン氏以外に知ってる人が出てなかったので、素直に観られたというか。リア充夫婦は最初っからなんとなくいけすかない(庶民目線で)。

 

結局のところ旦那の因果応報。

嫁はとばっちり。嫁の隙のなさそうな正義感あんまり好きじゃないからこっちもまあいいか。

最後に、さあ誰の子供か?ってなって終わるんだけど(思い切りネタバレ)、どっちでもいいかなあ。旦那の子供だとしてももう嫁に愛想つかされてるし仕事も失っちゃったし。DNA鑑定もしようと思えばできるし。

狂気って意味ではあんまりインパクトあることしてない気がします。

そのぶん映像はなかなかビビるシーンあった。グロいシーンは全く無かったけど。

 

仕事の後で疲労度高い(眠い)状態で観たけど、退屈しなかったし寝ませんでした。2回目は観ませんが。

 

 

 

ジョエル・エドガートン

つぶらな目が

かわゆい

イレブン・ミニッツ

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2016年11月29日鑑賞。

喜寿の監督の若々しさ。

 

ネタバレまんさい。

 

群像サスペンスって単語で観てみました。

ポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキ監督脚本だそうですが、そこはほら、初めて聞いたお名前だし。なーんの先入観も無く。

 

ザッとあらすじ。

11分間に起こる日常ぽい出来事を時系列もバラバラ登場人物たくさんでスピード感溢れる映像と共にクライマックスへ。あれ、あらすじになってない。まいいや。

 

映像がかなり凝ってる感じでお若い監督さんかのうなどと思ってたら撮影時77歳の監督さんで驚きました。

結はあるけど起承転はあるのかね。あるんだろうね。出てきた人、たいがい死ぬね。

映像美っていうかあのスピード感と不穏な音楽は楽しかった。そうでなければ寝てた。

なんか起こるでしょ、ねえ起こるよね、てな感じで(少なくとも私は)飽きることなかったけど、最後で失笑しちゃった。ピタゴラスイッチかい。ええええ(マスオさん的)!高級ホテルのベランダあっけなく壊れるぅ!人が落ちるぅ!下の人にぶつかるぅ!とばっちりで事故るぅ!死ぬぅ!

とりあえず、人が死ぬには色んな理由があって、色んな人生があって、良い人も悪い人も死ぬときゃ死ぬってことで、それ以上でもそれ以下でもなくって。て事でいいですかね。

 

のっけから、あんまり意味わかんなかったんでもう目に見える事だけを理解して観てました。考えながら観るとヤバイやつだこれは!というのに最初に気づいた自分を褒めてあげたい。

マジで、ひとつひとつ意味を考えてると回収できない事だらけですよ。間違っても「なんでー?どしてー?」と何にでも疑問を持つ細かいタイプの人は観てはいけませんね、危険です。

 

ハゲ+ヒゲが3人も出ると誰が誰だかわかんなくなっちゃう私のようなテキトーな人間が観るぶんには問題ないです。ブロンドの女優さん色気むんむんでよかった。

 

 

 

この映画大好き!

という人は

なんかめんどくさそう。

高慢と偏見とゾンビ

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2016年11月28日鑑賞。

高慢と偏見と(ナチュラルに)ゾンビ。

 

 

完全にタイトルに惹かれて鑑賞。

不朽の名作「高慢と偏見」。原作も読んだことなければ映像化されたものも観たことない「高慢と偏見」バージンです。なもんで、ザッとあらすじをさらってから臨んでみました。

 

第一印象サイアク!でも気になる。

なんだこの高飛車なオンナは!でも気になる。

とまあ、ハーレクイン小説な雰囲気のお話のようです。とあるブログを参考にしたんだけど、原作はウイットに富んだ趣きらしい?ので機会があれば読んでみよーかな。

 

そして、そんなハーレクイン的なお話にゾンビですよ。というか、最初っからゾンビありきの世界のお話なんで設定がすでに面白い。ゾンビに対応すべくヒロインのエリザベス含む5人姉妹は武術を中国で学びドレスの下には剣を忍ばせたりしてVシネマのような楽しい映像。

高慢ちきイケメン野郎ダーシー大佐はゾンビ退治マスター。

舞踏会してると必ずいるゾンビ。

ちょっとおでかけするとさらっと登場するゾンビ。

この舞台のゾンビは普通にお話しできたりもするんです。形状もいささかマイルドな感じ。あと、噛まれない限り感染しないので、血飛沫とかあんま気をつけなくてもヘーキそう。

日本版で言うとなんだろ。「新撰組とゾンビ」とか「大奥とゾンビ」とかまあなんでもいいよねゾンビ入れときゃ。時代劇とゾンビっていうジャンル初めて観たので楽しかったです。

 

ヒロインのキリリとして知性が光る感じステキでした。そしてダーシー!ネット徘徊でした知りましたが、ブリジットジョーンズの日記のコリンファース演じるマーク・ダーシーはこの高慢と偏見のダーシーさんがモデルのようですね。イギリス製作ドラマ「高慢と偏見」ではコリンファースがダーシー大佐役。観てみたい。ゾンビ退治がお仕事のこちらのダーシーさんもなかなかステキでした。なんてったってかすれた声がステキ!ちょっと甘いマスク過ぎかなあと思ったけどあの顔であの声は反則だよねえ。

 

ゾンビ成分が入ったぶんきっと原作は端折られてるんだろうなーとは思うけど、恋愛主軸ってよりも、別ベクトルの話に恋愛要素がある方がなんだか好み。

 

 

 

ゾンビは

メンタル強化で

人間を襲わなくなる。ほほう。

ミュージアム

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2016年11月18日鑑賞。

な、なげえ!(上映時間)

 

 

ネタバレを含みまーす。たぶん。

 

 

映画観る前に全3巻の原作マンガを2巻と3巻のみ読みました(なぜか1巻だけマン喫になかった!怒!悲!)。

ざっくり内容は、猟奇殺人を追う小栗刑事がそのターゲットの1人に嫁がいて息子もろともさらわれて、なりふり構わず犯人をとっちめにいく話。

 

ああ、ふまん!ふまんだよ!

ふまんその1。なんで全年齢版なの!おかげで超中途半端。グロが〜中途半端。

ふまんその2。小栗旬がハアハア言いすぎ。何するにも大げさで途中から疲れちゃった。

ふまんその3。刑事の勘が無双すぎ!顔見てこいつはなんかある!とかで行動しちゃう。わあ、それなら犯人なんてすぐつかまるYO。ってばーか。

ふまんその4。人がぎゅうぎゅうしてる中華料理屋で殺人事件についてベラベラ喋っちゃう。普通のカフェで捜査資料並べちゃう。突然すごーく前の事件思い出しちゃう。しかも被害者の家族の病気とかさー。

 

カエル男は日光アレルギーなもんで、雨の日しかお外に出ないの。これはマンガでもそうだから映画のせいじゃないんだけど、そしたら夜出ればいいのでは?なーんて。

 

事件解決したあとに「三ヶ月後」てモノローグ出てズコーてなります!完全に蛇足です!あんな猟奇的な事件に巻き込まれてPTSDとか必至に決まってんだからいちいちやんなくていいよ!あ、またふまん言っちゃった。

ラストのラスト小栗旬の子供が痒がって日光アレルギーなんじゃねっていうのを説明するのに市川実日子が丁寧にセリフで日光アレルギーは心因性だよ!って事前におっしゃいます。ああまるっとカットしてしまいたい。あ、またふまん。もうやめます。

 

良いところは、小栗旬のやや枯れビジュアルがステキな事。ブッキーがんばってた。カエルマスクが結構キュート。以上の3点になります。

 

 

 3年前の尾野真千子

カツラにする意味

あったのかしら。

オケ老人

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2016年11月16日鑑賞。

スタンダードオブオーケストラしねま。

 

 

オーケストラものなので鑑賞しました。

監督が細川徹だった事を直前で知りました。私にとって細川徹シティボーイズのライブ後期の作演出というイメージなのでちょっと期待。というか、細川徹ならシティボーイズ出して欲しかった!(単なるシティボーイズファン)。

 

ざっくりしたストーリーは元々学生オケにいた現学校の先生の杏さんが、市のオケに入ろうと思ったらうっかり老人会みたいなオケに間違って入っちゃって、なし崩し的にすったもんだある話です。

 

ものすごーーくわかりやすいお話で。

老人は基本勝手だし、杏ちゃんは押しに弱いし光石研はイヤな奴だし、坂口健太郎は張り付いたみたいにニコニコしてる。

森下能幸が老人枠なんだけどそこだけコントみたいだった。

藤田弓子オーボエなんで笑ってしまうほどの口パク。

 

ツッコみだしたらキリなさそうなんだけど、まーいーやっていう、そういう映画かなと思います。

 

最初から最後までコメディ。

ブラバン経験者なのでオケものが好きなんだけど、ちょっと前に観た「ストリートオーケストラ」よりずっと緊張感あった。というか、自分の過去を思い出して勝手に緊張しちゃった。

 

杏ちゃん始め、若手のコ達もすごくよかったです。おじいちゃんおばあちゃんらは言わずもがな。

 

テレビでやったらまた観ちゃうだろうなあ。

 

 

 

坂口健太郎の笑顔は

ぶん殴りたくなるほど

ニッコニッコ!

 

ジャックリーチャー

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2016年11月11日鑑賞。

トムさんのお顔がパンパンな件。

 

 

なんせ今年から映画館に通いだしたので、トムクルーズの映画を劇場で観たのはラストサムライ以来。

今回も特に観る予定では無かったんだけど、なんとなく鑑賞してみました。

 

とりあえず、トムクルーズの顔ってこんなんだっけか??というのと左頬の吹き出物みたいなの元々あるんだっけ??

という2点が、トムのアップになるたびにちょいちょい気になっちゃって。

 

あと、「アウトロー」という作品の続編だということを全く知らずに観てしまったので、おいおい過去もうちょっと掘り下げてよ〜と思ってみたり。散々な鑑賞です。少々自己嫌悪です。

 

元エリート軍人、今は民間人のトムクルーズが多少の犯罪を犯しつつ(いろんなとこで関係ない人に迷惑かけまくり!)、人助けしたり悪を暴いたりするお話です。

退屈はしなかったけど、わー楽しかった!とはならなかった。上記の勉強不足?も含まれてるけど、特筆すべきイベントが無いつうか、悪を暴くのも女口説くのも人助けするのもボスキャラやっつけるのも全てにおいてサラっとしてて、このターンこれで終わりか。という感じの連続。退屈はしなかったけど。

ヒロインは美しいいしだあゆみぽかった。超絶余談ですが。

 

 

トム様作品は

やっぱり

字幕戸田奈津子なのか

生きうつしのプリマ

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2016年11月9日鑑賞。

登場人物の年齢がミステリー。

 

 

予告観て良さそうだったので鑑賞。

「オペラの旋律にのせて紐解かれていく、ある母娘の過去を巡るミステリー」(公式より)。

だって。

 

ざっとした内容は、

亡き母にクリソツなやつみっけた!ムスメよ、ちょっとNY行ってきて!とムスメをドイツからNYに派遣。ムスメはそこで母とクリソツなオペラ歌手と母が関係ある事を知ったり、イイ感じの男子と出逢ったりヤったり。

そしてオペラ歌手と母と父ちゃんとすったもんだして、あら、そういうことなのね。

という感じになります。

 

まあまあミステリーでいいんだけどさ。

内容だってキライじゃないんだけどさ。

 

ツッコミたい!色々と!

オペラの旋律にのせてってほどオペラ出てこないよ〜。主人公のムスメさんの暗い歌しか印象に残らない。いや、好きだけど。

あと、NYでイイ仲になる男性がちょっと気持ち悪い感じして犯罪起きちゃう?犯罪のニオイしない?ていういらぬ誤解でモヤっとした。

それからこれが1番困った案件なんだけど、主人公のムスメが年取ってんのよ!いくつなのよ!オペラ歌手もさらに年取ってんのよ!父ももちろん年取ってんだけどもう親子なんだかよくわかんなくなっちゃう!推定50過ぎのムスメが彼氏と2年続かないとか一晩ボクと付き合ってとかなんだか謎過ぎ。気になって調べたら主人公のムスメさん実年齢53歳だった…

53歳にしてはキュートだし素敵な女優さんなんだけどとにかくみんな年齢近そうで理解するのが大変!

疲れました!

 

 

年増にも

理解できない

年増の年齢